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"jm555"のブログ

Microsoft Azureに関する技術情報を中心に書きます!

仮想マシンに関する基本的な監視項目 - AWSとAzureで比較

とある同僚経由で、AWSユーザーのお客様から言われたこと...

"AWS CloudWatchと同じようにAzureの標準サービスで監視したい!"

 

というわけで、仮想マシンに関して、AWS CloudWatchで監視できる基本的なメトリックを基準に、Azureの標準サービスでの監視を考察してみます。

まず最初に、AWS CloudWatchとAzure Monitorの主要な機能を比較してみます。

f:id:jm555:20170421223308p:plain

利用料金が発生するトリガーが異なりますが、あとは大きな差は無いように思います。

 

次に、AWS CloudWatchの基本モニタリングで監視可能なメトリックスを基準にして、Azure Monitorで監視可能なメトリックを列挙してみます。f:id:jm555:20170421174805p:plain

 Azureの場合、"NetworkPacketIn"と"NetworkPacketOut"のようなNICが送受信したトラフィックについては、Azure MonitorではなくAzure Log Analytics (ネットワーク パフォーマンス モニター) で監視することが可能です。

 

また、現時点ではAWS EC2のT2インスタンスのようなバースタブルなインスタンスは無いので、"CPUCreditUsage"と"CPUCreditBalance"の2つのメトリックスも無いです。

 

上記表以外に、AWS CloudWatchでは、EC2インスタンスのステータスチェックも監視・確認が可能です。

f:id:jm555:20170421165137p:plain

Azureでも、仮想マシンのステータスチェックは可能です。

ただ、サービスはAzure MonitorではなくてAzure Resource Healthになります。

 

Azure Resource Healthでは、以下の内容について仮想マシンのステータスチェックを行うことが可能です。

  • プロビジョニングが完了しているか?
  • 正常に起動しているか?
  • ホストOS/ゲストOSの起動が完了しているか?
  • ホストとストレージアカウント間のネットワークが正常に接続されているか?
  • 計画メンテナンスが継続しているか?

 Azureの方がサービスが細分化されていて、多少分かりにくいかもしれませんが、AWS CloudWatchの基本モニタリングで出来る監視項目については、Azureの標準サービスでもほぼ同じように監視可能ですよ!

 

※追伸

メモリ使用率やディスク使用率をベースにした閾値監視もAzure Log Analytics (パフォーマンス カウンター)にて構成・実装することが可能です。

f:id:jm555:20170421230352p:plain

 

ご参考

  • Amazon CloudWatch - EC2 のメトリックスとディメンションのリファレンス

docs.aws.amazon.com

  • Azure Monitor のサポートされるメトリック

docs.microsoft.com

  • Log Analytics - ネットワーク パフォーマンス モニター

docs.microsoft.com

  • Azure Resource Health で監視可能なリソース・サービスと正常性チェック項目

docs.microsoft.com