Blob Storageの ホット層 ⇔ クール層 間の移動
Q:
Blob Storage のホット層 ⇔ クール層への変更は、可能なのでしょうか?
A:
そもそもの話ですが、クールストレージや日本国内でも今後提供予定のアーカイブストレージは、ストレージアカウントが"汎用 v2(GPv2)"である必要があります。
また、"汎用 v2(GPv2)"へのアップグレードはデータの移動が伴うことが無く、即時実行が可能です。"汎用 v1(GPv1)"よりもディスクは廉価ですし、最新の機能が利用できない場合もあるので、計画的にアップグレードしておきましょう。具体的な手順については、以下のドキュメントをご参照ください。
本題に戻ります。
該当のストレージアカウントが"汎用 v2(GPv2)"であれば、、、ホット層⇔クール層間の変更は、データを移動すること無く、Azureポータル上からでも即時変更が可能です。("該当のストレージアカウント" → "構成" → "アクセス層")
ホット層→クール層に移動する場合は、『クール層への書き込み(クール層の書き込み操作 (10,000 件単位) +データ書き込み (GB 単位) の料金)』が課金対象となります。
また、クール層→ホット層に移動する場合は、『クール層からの読み取り(クール層の読み取り操作 (10,000 件単位) +データ取得 (GB 単位) の料金)』が課金対象となります。
従って、ホット層⇔クール層の移動は、あまり頻繁に行うと、逆にコストが余計に掛かることにもなりかねないので、注意が必要です。
詳しくは、以下のサイトをご参照ください。